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DUI & Buzzed driving2015.05.14

クラム・チャウダーを食べに行ったバーでも、ディナーに行ったレストランでも、Cape Code周辺はもちろん公共交通機関がなく、みんな車で来店しているわけで、ドライバーも軽くアルコールを飲んでいました。

 

日本では、「呼気中0.15mg/l以上」が酒気帯び運転とされていますが、アメリカではすべての州でBAC(Blood Alcohol Concentration:血中アルコール濃度)が0.8mg/ml以上が「DUI (Driving Under Influence:飲酒運転)(違反)と定められています。

 

日本で使っている「呼気中アルコール濃度」を、アメリカの「BAC」に変換すると、日本ではBAC 0.03以上で酒気帯びとなり、体重80kgの男性だと、ビール(12oz.)1本で酒気帯びになってしまいます。しかし、アメリカではBAC 0.08だとビール3本まで大丈夫だという目安。日本では「飲んだら乗るな」ですが、日本に比べてアメリカは規制が緩やかな感があります。

 

帰国してから、インターネット・ラジオでアメリカの局を聞いていると、” Buzzed Driving is Drunk Driving” というコマーシャルが放送されていました。Buzzedは「ほろ酔いの」という意味。運転する場合、少しの飲酒も止めようという動きですが、日本のように「飲んだら乗るな」にするには、交通手段のインフラが足かせになるでしょうし、飲食業界が黙っていないような気がします。この問題は今後も注目していきたいと思います。

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