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ハイテク過ぎるトイレ!2016.05.18

私が日本で日々生活している中で、日本のテクノロジーに感心、あるいは驚愕させられるものとは?

 

トイレです!

 

最近は付いていて当たり前の感がある、通称『ウォシュレット』、温水洗浄便座。元々の洗浄機能に加え、着座時のみ洗浄用水が出るように着座センサーが付いていて、消臭・脱臭機能、便器の洗浄機能装備のものなど進化を続けています。

 

一般家庭でトイレを借りた時に、トイレのドアを開けたとたんに、便器のカバーが自動で開いた時の驚きは衝撃的でした。

 

そして、あの日本特有の『音姫』など、着座した時にお水が流れる音などが出て、用を足している音を打ち消す!何の恥じらいもなく、ファンデーション、アイシャドー、マスカラから、ビューラーまで出して、電車の中を化粧室化させる日本女子が、あの音を恥ずかしがるのか?と不思議でなりません。

 

そして、最近は腰を上げたとたんに、自動でフラッシュして(流して)くれるトイレもあるので、個室に入り、着座したら即、この便座・トイレはどんな機能がついていて、何が自動で何が手動なのか?を見極める必要があり、ゆっくりと用を足すなんて悠長なことはできません!

 

フラッシュするのが手動だとわかったら、次にどのように流すのかを判断!

昔ながらの便座後部のレバーなのか、壁のボタンなのか、あるいはウォシュレットの操作パネルのボタンなのか?

超高機能のウォシュレットだと操作パネルに38個ものボタンがあるそうですが、それはマイナーだとしても、公共の平均的なトイレでも音姫用のボタンがあったりするので、外出先で入ったトイレでさまざまな判断を必要とされることがよくあります。

 

日本国内でも機能を見極めて使用方法を把握しなければいけないトイレ事情は、世界ではどうなっているのでしょうか?去年10年ぶりに旅行したアメリカでは、トイレはかなりスタンダードなので、使い方で困ったことはありませんでした。

 

異なる国(国籍)、言語、文化や、老若男女、障害や能力の如何にかかわらず、人が利用できる製品・施設・情報の設計・デザインは『ユニバーサル・デザイン』は呼ばれますが、日本のトイレは進化し過ぎて、ユニバーサル・デザインからはほど遠いものになっているような気がします。

 

あまりいろいろな機能は要らないので、手動or自動?と考えさせられることなく、ゆっくりと用を足し、その後も小さな個室で悩むことなく退出できるような、ユニバーサル・デザインを踏襲してほしいと切に願います!

 

蛇足ですが・・・

 

先日、60〜70代の高齢の方たちとバス旅行をする機会がありました。最低1時間半毎にはサービスエリアに立ち寄るトイレ休憩がありました。

通常、各個室が使用中か空いているかは、ドア・ノブの辺りの赤か青の表示で判断しますが、草津サービスエリアのトイレは、ハイテクでした!!

草津SA2 草津SA1

 

このようにドアの付近に大きなランプが付いていて、それが使用中か否かがわかります。そして、それだけではなく、空き状況を示すボードまでありました。しかし、これってまるでラブホ!

 

50人近い大阪のおばちゃん達が主の団体旅行でしたが、どこのトイレでも列を作って順番を待つというマナーの良さだったものの、元来『いらち』(=短気)で、トイレが緊急(!)の状況であれば、こういうハイテクはuser friendlyだなぁ〜と思いました。

 

そして、もう一つ蛇足・・・

 

その団体旅行では立山・雪の大谷ウォークに行ったのですが、立山ホテルのトイレに入って、今よく話題になっている、使用済みのトイレットペーパーでいっぱいの汚物入れに初めて遭遇しました!心斎橋筋を歩いているのと同じ!と思ったほど、この雪の大谷ウォークもアジアからの観光客であふれかえっていたので、日本のトイレではトイレットペーパーを流していいことが噂通り知られていないんだと実感。声が大きいとか”爆”買いなどはまだしも、使用済みのトイレットペーパーが汚物入れに山積みになっているのは、衛生面で非常に問題なので、送り出す側、そして日本の観光地では中国語などの注意書きで教えてあげて〜

 

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