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私の宝物2015.05.19

10日間のアメリカ・ステイも、帰国の時を迎え、New Englandでの忘れられない、楽しい時間の思い出をスーツケースに詰めて帰国する時がやってきました。

そんなに買い物をしたわけでもないのに、スーツケースがパンパンで閉まらない!自分一人では閉めることができずに、ホスト・ファーザーにお願いしてめでたくロック!

 

国際線のチェックインは2時間前までにしないといけないので、余裕を持って、ホスト・ファーザー&
マザーがローガン空港まで送ってくれましたが・・・ ホスト・ファーザーが事前に出発ターミナルをネットで調べてくれていた私の帰国便の出発ターミナルEに行くとAmerican Airlinesのチェックイン・カウンターが見当たらず、売店付近にいた空港のスタッフに尋ねると、「American Airlinesの出発ターミナルはBだよ」という返事だったので、カートを押しながら、Bターミナルまで移動。不思議なことにローガン空港にはDターミナルはないので、EからCを通過してBまでのターミナル移動はかなりの距離。そしてBターミナルに着いて、American Airlinesのチェックイン・カウンターに行くと、搭乗手続き中のフライトの表示に成田行の便はない!そこで言われたのは、「JALとのshared code便なので、JAL便の出発カウンターEからの出発です。」って!
すでに時間も2時間をきっていて、またカートを押して戻るのは時間的にも、体力的にも萎えてしまったので、ターミナル・ビルから一旦外に出て、シャトルバスに乗ろうとするも、Eターミナル行きのバスは10分後に出発という電光掲示板の表示。行き先表示に’Drop off only’とある無人のバスが来た時、ホスト・ファーザーはドライバーに掛け合ってくれて、私たちをEターミナルまで乗せて行ってくれました。

 

33年前にカリフォルニアでホームステイさせてもらって以来、何度もお互いに行き来し、子供のように、そして当時4歳だった娘、9ヶ月だった息子も私のことを本当のsisterのように思ってくれて、今も家族の一員のように受け入れてくれ、私も何の気兼ねもなく、お客ではなく家族の一員として10日間生活を共にさせてもらっていたので、日本に帰りたくない、別れがたい気持ちがいっぱいでhugしながら涙のお別れ・・・

 

KymDavidYo

 

その直後の搭乗前のセキュリティー・チェックは日本とは違い、かなり厳しいものでした。まず靴を脱いで、手を頭上に上げてX-rayを受け、腰の辺りも、首に巻いていたスカーフも手でタッチして検査されました。

 

そして13時間半の飛行で成田に到着し、預けたスーツケースがターンテーブルに乗って出て来るとビックリ!! テープでグルグル巻きにされていたのです! 

Suitcase

 

荷物を入れ過ぎてパンパンだったので、開いてしまいテープを巻いてくれたのか?!と思いましたが、テープはsecurity checkというマーク入りでしたし、帰宅してからスーツケースを開けると、アメリカのTSA(運輸保安局)からのNOTICE OF BAGGAGE INSPECTIONという通知書が入っていて、「中身検査のため開けた」と書いてありました。

 

TSAnotice

 

今回の旅行の航空券を買った旅行会社からもらっていた『出発前に必ずお読みください』というリーフレットは読んでいなかったのですが、帰国後に注意して読んでみると「米国連邦航空省交通保安局は、受託手荷物の検査を強化しており、施錠の有無に関わらず、米国内全ての空港において無作為に開錠検査を実施中です。」「預け荷物は、施錠しないようにご協力をお願いいたします。」と書かれていました。よって、私はそんなことはつゆ知らずロックしていたため、鍵は見事に潰されていました!

 

この旅行者のリーフレットには、「TSA公認のTSAロックを使用していれば、鍵を壊すことなく開錠されるようになり、検査後は元通りに施錠されます。」とも書いてあります。預けるに荷物にロックをかけないのはちょっと不安なので、次回からはこのTSAロックの使用が必須だと学びました。

 

今回のステイ中、ホストファミリーが私を紹介してくれた人のほとんどが、33年も前のホームステイ以来ずっと連絡を取り合ってきて、お互いに行き来していることに驚いていました。私を含め6人の日本人をホストしたけれど、このようにつきあいがあるのは私だけだそうです。このホストファミリーだけではなく、私はテキサスでも3ヶ月間5つの家庭にステイさせてもらったことがありますが、その人たちとはもう音信不通になってしまいました。その経験からも、ホームステイでは縁というか相性が非常に大事だということがわかっているので、私にとって今回再会を果たしたホストファミリーは、私のアメリカとの関わりの原点のひとつであり、私の人生における宝物だということを今回痛感しました。

 

Mozzer&Yo

 

今回のステイでも、hospitalityというより、loveに満ちた歓待を受け、本当に私は幸せだと実感し、感謝の気持ちでいっぱいです。

そしていつ行っても、何度訪れても、新しい発見や刺激、学びを得ることができ、気持ち的にも多いにリフレッシュし、rechargeでき、やはりアメリカって国は私にとって非常に魅力的な国であることを再認識できた旅でした。

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